1.関係学とは何か

人と動物の絆(ヒューマン・アニマル・ポンド)
1960年代の終わり~70年代の初頭、動物は人間の精神や肉体に大きな影響を与えるも
のであり、かつ人と動物は常に互いに影響しあっていることを研究・調査する科学者た
ちが台頭しはじめた。

ポリス・レビンソン(アメリカ臨床科学者)
「精神療法に動物の力を活用できる」と発表。
この分野の開拓者。

人と動物、および環境の相互作用に関する教育研究活動を目的とした組織の誕生

  • ペットパートナーズ(アメリカ)
  • コンパニオンアニマル研究会(イギリス)

 2.アニマル・アドボカシー

「動物の代弁者」(動物の立場を理解し、世に知らせる代理人)

動物に対する強い思いからさまざまな活動を展開させている人々は大きく以下の2種
類に分けられる。

アニマル・ライツ派: 動物の権利(動物の権利を人間のそれと同等であるという考え方)

アニマル・ウェルフェア派: 動物の福祉(人間が動物を利用することを全面否定する
ことはなく、いかなる場合でも対象となっている動物の福祉が守らなければならないと
いう考え方)

 アニマル・アドボカシーとは、この両者、いずれの考え方をベースにしても成り立つも
のであり、両者の間のどこかにみなそれぞれ自分の「バランシング・ポイント」を持っ
ていて、その視点に立ちながら「動物の代弁者」としての情報普及活動を展開している。

 3.動物虐待

 虐待とは

意図的/積極的な虐待: 故意に、動物に苦痛を与える(ex.傷つける、閉じ込めるなど)

ネグレスト/飼養放棄の虐待: 必要な飼養管理を怠る(ex.水や食餌を与えない、体調管理をしないなど)
本虐待が多いにも関わらず、社会的認知度はきわめて低い

各場面において、何が虐待にあたるかのもっとも大切な尺度は「苦痛」であり、動物が
心身ともに苦しむことのない状態におかれているか否かが重要な判断基準となる。
→その基準として、現在世界で広く受け入れられているのが5つの自由である。

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以上


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