1.初めて猫を迎え入れる
(1)生まれたばかりの子猫を保護した場合
- 保温に気を配る
- 食事: 1日8回程度の猫用ミルクを与え、生後2~4週後を目安に離乳食を与える
- 排泄: 食後にぬるま湯で湿らせたガーゼ等で肛門周囲を刺激(→母親の代わり)
(2生後2ヶ月近くの子猫を迎え入れた場合
- 駆虫薬の投与
- 動物病院において健康診断
- ワクチン接種
2.環境作り
- 快適に眠れる場所の確保
- 十分な運動量の確保
→例)キャットタワー(違い棚・木登り用ポール)の設置 - 清潔なトイレの設置
→トイレの数は飼養数+1を設置するのが望ましい - 新鮮な水の用意
- 栄養バランスがよい食事
- 爪とぎ板の用意
- グルーミングができる落ち着いた場所の確保
など
3.毎日の生活
(1)屋内飼養の努力
- 感染症・交通事故の予防
- 糞尿・鳴き声など近隣への迷惑防止
「家庭動物等の飼養及び保管に関する基準」においては、「ねこの所有者等は、疾病
の防止、不慮の事故防止等ねこの健康と安全の保持の観点から、屋内飼養に努め
る」と定められている
→室内飼育が最適な飼養方法であると考えられる
(2)ブラッシング
飼養者によるブラッシングが必要
→自分で毛づくろいすると毛球症の危険性があるため
(3)食事
成長に合わせて食事の量や種類を考慮する。
- 子猫(1歳未満)
生後2~4週後を目安に、離乳食を与えはじめる(子猫専用のキャットフードを湯で
ふやかしたもの。3~4回/日) - 成猫(1歳以上)
成猫用キャットフードを与える(肥満猫には低カロリーで食物繊維が多いものを) - 高齢猫
高齢猫用キャットフードを与える(低脂肪かつ消化がしやすもの)
※与えてはいけない食べ物
ドッグフード(猫の必須アミノ酸であるタウリンを含まない)
以上
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