犬の健康チェック、および感染症に対する予防接種は飼養者の義務である。

犬の健康チェック

  1. 元気がない
  2. 嘔吐をする
    →犬は嘔吐しやすい(健康体であっても、草を食べて吐いたり、食べ過ぎで吐いた
    りする
  3. 下痢をする
  4. 便秘になる
    →健康な犬は、毎日1、2回の排便が普通
  5. 尿に異常がある
    ・尿の色やにおいの変化: 腎臓や泌尿器の異常の可能性
    ・排尿の量や回数が多い: 糖尿病、副腎皮質機能亢進症の可能性
    ・尿が出づらい: 膀胱炎、尿路結石の可能性
  6. 苦しそうに呼吸する
  7. 咳をする
  8. 発熱がある
    →犬の体温の平熱は平均38.5度
  9. 震える、けいれんが見られる
  10. 脱水を起こす
  11. 歩き方がおかしい
  12. よだれがひどい
    →中毒症状の可能性
  13. ひどくかゆがる
  14. 脱毛する
  15. やせてきた、太ってきた
  16. 頭をひどく振る
    →耳の疾患の可能性(細菌感染、マラセチアなどの酵母様真菌、ミミヒゼンダニ
    などの外部寄生虫が原因)
  17. 目脂(めやに)がでる
犬の感染症と予防

犬の感染症の予防策として、ワクチン予防薬がある。

狂犬病予防接種は、狂犬病予防法により生後90日を経過したとき1回目を接種し
以降年1回の接種が義務付けられている。

<ワクチンで予防できる犬の感染症>

  • 犬ジステンパー
  • 犬アデノウイルス1型感染症(犬伝染性肝炎)
  • 犬アデノウイルス2型感染症(犬伝染性喉頭気管支炎)
  • 犬パラインフルエンザ感染症
  • 犬パルボウイルス感染症
  • 犬コロナウイルス感染症
  • 犬レプトスピラ感染症
  • 狂犬病
  • 犬糸状虫症(犬フィラリア症)

また、犬糸状虫症(犬フィラリア症)には、犬体内移行中の子虫を殺す予防薬(駆虫
薬)がある。

※参考:犬の生理データ(成犬)

  • 心拍数: (大型犬)60~80回/分・(小型犬)80~120回/分
  • 呼吸数: 20~30回/分
  • 体温: 38~39度

 犬のお医者さん

以上

 

 

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